親知らず抜歯 その3
- 2018.10.27 Saturday
- 14:35
いよいよ手術前日。
3時前に入り、たくさんの説明を聞く。
手術前後の注意事項、特に麻酔に関しての説明が多い。
それでも手順書があり(イラスト入り!) わかりやすくなっていた。
いろいろ細かなことの心配はあるものの、ここまで来たら後戻りできない!
夕食を食べ、大きなお風呂で入浴。
ここまでは大きな問題もなく過ごすことができた。
さあ、最初の難関は睡眠!!
大人しく寝てくれるだろうか?夜中に声を出したりしないだろうか?
9時には消灯(早い!)
「明日頑張ろうね」と声をかけると、突然私の首に手をまわしてきた。
こんなことは初めてだったのでビックリしたけれど、この子なりに不安だったのだろう。。。
夜の心配は取り越し苦労に終わり(ホッ)5時にはお目覚め。
食事がないことも手順書のおかげか、問題なく過ぎた。
今度は手術着を着て、紙パンツに変えなければならない。
紙パンツにはちょっと抵抗したけど、これくらいは仕方がない。
飲み薬でちょっとウトウトするが、寝ない。
車いすで手術室へ。
手術室に入ると大騒ぎ!!しかし、麻酔のマスクをつけられると5秒で寝る。
あとは終わるのを待つのみ。
手術はお昼前に終了。
1時間くらいは寝ているでしょうという話だったが、話の最中から手が伸び酸素マスクをはずそうとしている。(うそ!)
なんと45分くらいで起きてしまう!
さあここから親子の格闘。
出血が気になり、吸い出そうとするからなかなか止まらない。
ようやく出血が少なくなると、今度は縫った糸が気になり口の中に指を入れる。
気を紛らわそうとしてもうまくいかない。。。
そして最大の戦い!
様子を見に来た父親が帰ると自分も帰ると騒ぎだした!
病院中に響く叫び声!一番恐れていたこと。こうなるとどうにも収まらない。
幸いまだ先生たちが残っていてくれたので、診察してもらい、変わったことがあればすぐ連絡することを条件に退院。
家でも糸を取ろうと必死だったが、叫び声がないだけまし。
3日くらいは頬もパンパンにはれ上がっていたが、痛みは訴えなかった。
一度に4本抜くという強行だったが、今思うとこんなことは1度しかできないだろう。
後日、日本自閉症協会のASJ保険に1日入院の請求を行った。早い対応に感謝でした。
(ブルーアップル)