新潟市発達障がい支援センター「JOIN(ジョイン)」開所式

2010.01.12 Tuesday

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     政令指定都市となった新潟市では、、平成20年度に新潟市発達障がい者支援体制整備検討委員会が設置され、関係各機関や当事者団体を含めての委員会は2年間にわたり、たくさんの議論を重ね、いよいよ本日、平成22年1月12日、新潟市幼児ことばとこころの相談センター内に「新潟市発達障がい支援センター『JOIN』(ジョイン)』」は開設されました。
     
     名称である『JOIN』は、「つながる」という意味。
      人と社会が優しくつながり合うという願いを込めてつけられました。

     発達障害者支援法の施行から4年が経過していますが、新潟市は、早期の気づき〜早期支援への導きに必要なシステムは整備されていません。保健士さんの中には、発達上の質的違いに気づかれ、早期からの専門的介入の必要性を理解し、乳幼児の保護者を支援機関へつなげてくださる方もいらっしゃいますが、関係する職員の「任意性」に任されているのが現状ではないかと思われます。
     また、「特別支援教育」の始まる以前に誕生し、通常学級に籍をおきながら育ってきたこどもたちが青年期・成人期を迎えています。
    「ニート・ひきこもり」と称されるグループの人たちの中に発達障害が疑われる青年たちは少なくはなく、生きづらさを抱え、就労の困難から家族・本人からの相談は深刻なケースも含んで早急の対応を求められています。

     県の発達障がい者支援センター「RISE」(平成17年開設)へ相談を寄せる人たちの4割が青年期・成人期(19歳以上)の未診断の方たちで占められているという実態と、相談全体の三分の一は新潟市在住であるということを合わせて考えても、市の発達障がい支援センター『JOIN』には専門性を含めて高い機能が求められることでしょう。
    更に、専門医(児童精神科)の不足は全国的な問題で、新潟市の大きな課題となっています。

     私たち一人一人は利用者でもありますが、新潟市の自閉症をはじめとする発達障がいを持つこどもたちや家族の方たちへの“とぎれない支援”のためにも、『JOIN』が有機的なセンターとして運営されることを真に願って、つながり合っていきたいですね。(KAKUDA)
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