中越沖地震─残暑お見舞い申し上げます─

  • 2007.08.11 Saturday
  • 14:16
 今日も新潟は、茹だるような暑さです。
 柏崎の皆さん、蒸し風呂のような日々、体調を崩されていませんでしょうか?
 これまで、張り詰めていた緊張の連続だったことと思います。
 そしてこれからが、精神的な疲れが一層出て、たまらない時間との闘いのように思います。
 
 日本自閉症協会新潟県支部では被災地(柏崎地区)とその周辺域(上越・魚沼・長岡・三条地区)の会員の皆様宛に『現況調査票』をお送りしました。続々と事務局には返送されてきています。
 また、実際の被災はなくても、先の中越地震(10.23)の影響で、こどもたちが精神的に不安に陥っているという会員宅も少なくないことがわかりました。
 あるいは「自分のところには被害がないよ」と、逆に温かい労いのメッセージと共に義援金や郵便切手をご寄付、ご送金いただくなどのお心に触れ、目頭を熱くしています。
 柏崎の会員さんたち、多くの皆さんからの応援が届いていますよ!
 
 被災された方々の声をお届けすることが災害を免れている地に生活しているものの役目と感じています。被害のなかった方々も是非、現況調査票返送のご協力をお願いいたします。

 

 

中越沖地震〜被災地からのメッセージ〜

  • 2007.08.05 Sunday
  • 09:18
被災地の柏崎地区自閉症協会会員から是非、ブログへ載せて欲しいということでメッセージをお預かりしましたのでご紹介いたします。

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自閉症協会新潟県支部 柏崎地区会員です。

 たくさんのお見舞い・応援メッセージ、ほんとうにありがとうございます。
我が家は、地震後17日ぶりに新潟ナンバーの方のお陰で水道復旧、ゴミの収集は、横浜ナンバーの方、ガスは、名古屋ナンバーの方が現在、懸命に工事をしてくださっています。
そして、発達障害(自閉症)の息子のことは、発達障がい者支援センター「RISE」や茨内地域生活支援センターに来られた県スタッフの方が相談に乗ってくださいました。
 ほんとうに多くの皆様に支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
 私も一歩一歩復興に向けて進んでいきたいと思います。

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被災地で、発達障害児・者の相談窓口は?

  • 2007.07.31 Tuesday
  • 21:41
 柏崎市では、茨内にて「精神」を、市福祉課にて「知的」と「身体」の相談支援が始まっている(始まった)そうです。
 「発達障害」の相談支援はどこで?
 避難所に行けない人たち(こどもたち)が圧倒的に多いのは、ここなんです。気づいてください。お願いします。明記してください。お願いします。アナウンスしてください。お願いいたします。
 

求む!瓦屋根職人さん─中越沖地震─

  • 2007.07.31 Tuesday
  • 21:30
 柏崎市では、現在瓦屋根修理が満杯で、不足しているそうです。被災されている会員宅からの情報では「451人目です。今年、いつ修理に入れるかわかりません。」という返答だったそうです。
 柏崎市外からでも、瓦屋根の修理を引き受けてくださる職人さん、いませんでしょうか。

新潟県中越沖地震の被害状況

  • 2007.07.25 Wednesday
  • 15:02
昨日、魚沼分会幹事のBさんと二人で柏崎市の会員の自宅に伺いました。
倒壊した納屋


被害が大きいといわれる、河川沿いの集落、中心街、海岸部、刈羽との境あたりに伺いました。





母屋
住宅に大きな被害を受けている会員は、自宅にも避難所にも泊まれない為、親戚や友人のお宅に夜間泊まっている方もいらっしゃいました。

ストレスの多い避難所では、自閉症児が静かに過ごすといったことは難しく、気遣いに家族が耐えられないといったこともあります。その為か、避難所を使った家族はほとんどありません。


避難所に行けない事、配給に並べないことは、支援物資が届かないことを意味しています。
中越震災の時の長岡方面もそうでしたが、避難所にいけないことで物資がまわらないっといった現状があります。


また、現在、都市ガス全市的に、水道は未だ部分的といった中で、
多くの障害者が自衛隊の入浴施設があっても、自分で使用が困難であったり介助者や機材などの理由で入浴できていない方が沢山いらっしゃいます。

こだわりや初めての設備の使用への不安から、家族が入れても本人は入浴できないといった自閉症児も多くいます。

行きなれている地域福祉事業所でようやく一週間ぶりに入ったといった方も
いました。


柏崎市役所にお伺いし、障害福祉課担当の方々とお話しましたが、行政関係者もこのことは把握していて改善に向けて努力しているところです。
(いくつかの障害者の為の入浴施策が今週からでています)

安否確認2-中越沖地震-

  • 2007.07.23 Monday
  • 20:19
 新潟県支部柏崎地区分会会員37名内、家屋に被害のあったお宅は7月19日の段階で9件あったことが判っています。その中でも、全壊もしくは、住むことができないなど大きな罹災家族は4家族になっています。
 また、避難所利用(被害の有無問わず)したご家族は3家族に留まっています。(今後の数字は変わることもあり得ます。)

柏崎地区分会会員の自閉症児・者本人の年齢内訳は以下です。
・成人(30歳〜40歳)2名
・19歳 4名
・学齢期(高校生6、中学生6、小学生14)26名
・幼児期3名
・保護者以外の正会員 2名

 明日7月24日(火)には、新潟県支部役員坂井賢(鯒)さんと、魚沼地区幹事が被災地へお見舞いに入ります。

 

お知らせ:義捐金受け入れ口座

  • 2007.07.20 Friday
  • 07:53
 水道の復旧が25日頃とのニュース報道を見ました。ベタつく毎日、さぞ不快な思いもされていることとお見舞い申し上げます。
 被災されてほぼ全壊状況にあるお宅の会員さんから「今日は4日ぶりにお風呂に入れそう」と連絡が届きました。
 
 社団法人 日本自閉症協会では、義捐金の受け入れ口座の準備を始めてくださっています。
 銀行の口座番号が決まりましたので、お知らせいたします。
 多くの方々のご協力をお願いいたします。

   みずほ銀行 築地支店
   普通預金 2418507
   名義 社団法人 日本自閉症協会

お知らせ はまなす養護学校の利用

  • 2007.07.18 Wednesday
  • 22:13
情報 被災地の養護学校の利用

新潟県立はまなす養護
〒945-0011
新潟県柏崎市松波4丁目1964−1  
TEL 0257-24-7833(教務室)
FAX 0257-22-2062

電気、電話ともに、本日7時過ぎ復旧。
建物の状態 安全確認済み、日中の学校預かりを開始します。
明 日 7月19日(木)午後1時から4時まで
明後日 7月20日(金)午前9時から午後4時まで 

☆基本的に送迎は保護者の責任において行ってください。
また、学校は「休校」であること。場所の提供になります。
保護者もしくは、家族が付き添いで利用いただきたいこと。
水道がまだ復旧していないため、トイレは汲み置いた水
を手で流す方式です。(仮設トイレは、緊急避難所が優先のため、学校には回りません。)

学校の先生方々は、対応をしてくださると思いますので、家の片付けで一時預かることは可能です。
学校利用の際には、事前に必ず電話連絡をお願いします。

安否確認-中越沖地震-

  • 2007.07.17 Tuesday
  • 21:15
日本自閉症協会新潟県支部
柏崎地区会員 37名

●全 壊  1件 
●電話不通 9件 
●避難所  2件 
●自宅  25件

2007年7月17日現在

中越沖地震と至急のお知らせ

  • 2007.07.16 Monday
  • 19:14
 午前10時過ぎ、新潟市でも、10.23を再現するかのような大揺れ。その後の報道から、またしても新潟県中越地域を大きな地震が襲ったことを知りました。時間が経過するにつれ、今回は柏崎の被害が甚大のようです。
 夕方になって、柏崎地区の自閉症協会役員と連絡がつきました。全壊に近いダメージを受けている模様。今夜はひとまず、車中泊となるそうです。
 至急のお知らせを頼まれました。

 富山大学の武蔵博文先生を講師に予定されていました7月22日(日)柏崎市自閉症親の会「星とたんぽぽ」主催の講演会は中止となるそうです。

 まだまだ、余震が心配ですし、眠れない夜になると思います。
 これ以上の被害がもたらされませんように…祈るばかりです。 
 

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