日課! ですから

  • 2008.09.28 Sunday
  • 17:30
 高等養護学校1年生の息子は数々のハプニングゥを経て、現在はバスを乗り換えひとりで通学しています。路線バス
GPS機能付きの携帯電話を持たせ、乗り換えのバス停に着いたら私に電話を掛ける約束になっています。
(バスが遅れることが多いので、スムースに乗り換えられるかどうかをそれで確認しています。)

 先日、久し振りに途中まで付き添った時のこと。
乗り換えのバス停に到着するとおもむろに携帯を取り出してボタンを操作し始めたので
「エッ?」と思っていると、すぐ目の前に立っている私の携帯の呼び出し音が鳴りました。

 ケータイ「おかあさん。○○町です。」
 ケータイ「じゃあ次は○○行きに乗ってね。気を付けてね。」
 ケータイ「さよなら。」

毎日電話を通して繰り返される会話が、いつもと同じようにその日も本人を目の前にして交わされました。

(そっか〜…。そうだよね〜。)

とひとり納得し、思わず苦笑いの私でした。イヒヒ


施設見学

  • 2007.11.23 Friday
  • 15:05
ワークセンターふじみ11月20日
東区藤見町にある「新潟市中央福祉会ワークセンターふじみ」さんの見学をさせていただきました。
立派な建物、整った設備、広く明るい作業場、多彩な作業内容、そして、利用者の方たちが自分の担当する仕事を黙々とこなしている姿がとても印象的でした。
一階のパン、クッキーの製造部は毎日フル稼動、忙しい時期には休日出勤もあるほどの人気商品で、皆さん忙しそうに動いておられ、福祉施設というよりも職場と言った方がいいような活気がありました。

毎日通える場所と自分に合った仕事があり、やりがいを持っていられたら、知的障害のある人も地域で生き生きと生活していけるのだと思います。
が、高等養護を卒業する数年後、こんな風に仕事をしている姿を今の息子から想像するのは少々困難で、「大丈夫かな…」という不安の方が先に立ちました。冷や汗

障害者自立支援法の施行、就労移行策、施設から地域へ、障害者を取り巻く福祉施策はここ数年で大きく変わろうとしています。
福祉施設も改革を模索する中、「利用者の立場に立って、ひとりひとりに合った生活支援をしていきたい」という施設長さんの言葉が心強く感じられました。グッド

待つこと

  • 2007.03.27 Tuesday
  • 10:17
先日銀行に行った時のことです。
ロビーで雑誌を読みながら手続きを待っていると、
「もっと読みたい〜!!」
と駄々をこねる幼い女の子の声。
ふと目をやると、どうやらひとりで絵本を見ながらお母さんが終わるのを待っていましたが、手続きの方が早くて絵本が途中になってしまったようです。
「もう終わったの!!」
と、お母さんは女の子を要求を却下し、振り返りもせずサッサと出口の方へ歩いて行ってしまいました。
泣き出しそうな顔で慌てて後を追う女の子の後ろ姿に、ちょっと悲しくなりました。ポロリポロリ
読み終わるまで待ってあげればいいのに…
絵本1冊に何分掛かるというのでしょうか?
急ぐ用事があったのかもしれません。でももう少し心に余裕を持って接してあげられたら、にこにこ顔で帰っていけたでしょう。ニコニコニコニコ
 ふと、自分はどうだろう?と、考えてみました。
余裕のある子育てをしています。なんて決して言えません。
自分の都合を優先し、つい「早く」「ちょっと待ってて」「後で」などど言っています。待てなくて、つい手を出したりしています。
私たちのこどもは特に、『待ってあげること』が大事ですよね。
緩やかな成長を待つことも。
気持ちに余裕を持って息子に関わりたい、女の子の小さな後ろ姿にそんなことを改めて思いました。

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